ひな祭り開催 毎年2/下旬~4/3頃までの「月遅れのひな祭り」です。

当家に伝わる4世代5組のひな人形を2階席に飾っています。明治初期のひな勢ぞろいが描かれた掛け軸のおひなさま、

大正初期の押し絵びな、昭和初期の宮殿に入った御殿びな、昭和後期の勢ぞろいの木目込み人形と七段飾りの5組です。

                                                 於2階席

 

2022年奈良井宿アイスキャンドル祭りは規模縮小して開催されました(毎年2/3です)

宿場町の町並みがあっちもこっちも幻想的な雰囲気となりました。

 

 

お盆/迎え火・送り火

11日、12日の祭りちょうちんから翌日の13日から16日までは盆ちょうちんに一斉にかわります、

毎年夏祭り8月12日は鎮神社(しずめじんじゃ)の例大祭

奈良井宿の町並みが朝から夜まで祭り一色にとなります。多くの観光客やカメラマンで賑わいます。そして、嫁いた娘が孫を連れて帰ってきます。

8月11日の宵祭りの朝には各家が上等な竹を編んだ簾を下ろします。この簾はお盆の最後の日の16日の夜までの6日間だけの夏の風景です。

鎮神社のこのお祭りは400年弱の伝統があり、獅子屋台を先頭に下町、上町、仲町の順に太鼓、横笛、鼓、三味線による「おはやし」があります。神主、お神輿、お道具、神の布団を運ぶご神馬の行列が続きます。先頭の獅子屋台が各家々の玄関口で止め獅子の頭を鐘と横笛に合わして頭を振り厄払いを行っていきます。9時間ほどの時間がかかります。この厄払いやおはやし、大きく立派なお神輿は優雅です。この静から一変して動に、若衆が裃からはっぴに着替えてお神輿をワッショイ、わっしょいと神社に戻します。この時神輿について神社にお参りに行きます、宿場町の町並みが人で完全に埋まります。

毎年8月7日 月遅れの七夕飾り

「ササの葉サラサラ軒端にゆれる・・・・・」 と童謡で歌われている昔ながらの七夕の風景がここにある。中山道沿いの町並みの家々の軒先に七夕飾りが風に揺れています。松屋茶房の七夕飾りはお客様が願い事を書いた短冊をササに結んでいます。昨日取材を受け、今日(8月6日)のローカル紙の市民タイムス塩尻版の一面トップ記事に掲載されました。

 

奈良井宿場祭り「お茶つぼ道中」はコロナ禍のにより2020年2021年の2年中止になりました。

京都の宇治茶を徳川将軍家に献上するための行列で中山道を通って江戸に運ばれました。お茶つぼ道中は大変に格式が高く大名行列とかち合った場合は大名の方がお茶つぼに道を譲らなければならなかった。これはお茶を使っての将軍の権威を示すものであった。

大名はもとより庶民もこの行列を恐れた様が、「ずいずいずっころばし」に唄われています。茶つぼに追われて戸ピンシャン、(行列が通り)抜けたらドンドコショ(喜びと安堵)と表現されています。今年も大勢の人々で賑わいました。